ワテが3度の飯より好きなものが3つある。サーフィン、スケボー、GTAシリーズだ。
この3つ、ゲームという枠組みで組み合わせるとかなり面白そうだと、ふと考えたのだが、なかなか開発されない。しょうがないからワテがいいアイディアをこのインターネットの大海の中の、深海魚的な立ち位置のこのニッチブログで教えてあげよう。刮目して見てほしい。キャッチコピーは「まるでジェイ・アダムスの半生!犯罪、スケート、サーフィンやり放題だ!」だ。
ステージはジェイが晩年暮らしたハワイで、陸と海に分かれている。陸のゲーム画面はこんな感じ。
そう、なんのことはない。単にGTAとSKATEシリーズをくっつけるだけである。基本的にはGTAで、スケボーに乗ると様々なトリックが出来る、という単純でシュワちゃんの映画のようにあまり頭を使わない仕様だ。なんだかんだでそういうゲームが一番楽しめるのである。しかしGTAとしてサンアンドレアスを持ってきてしまうのは、在りし日の郷愁だろうか。
海のゲーム画面はこんな感じ。
そう、5GやVRといった近未来的な技術が次々と実現しているこの2020年代に、グラフィックからひしひしと伝わるクソゲー感。感だけではない。近年まれにみるクソゲーとも言えるSurf World Seriesだ。
ただしそんなクソゲー・オブ・ザ・ディケイドも単体では戦えないが、GTAとSKATEに寄生すれば枯れ木も山の賑わいとなるのではないか。いやこの際志を高くして、汚名返上のため改良してゲーム自体をも面白くしよう。まずサーフィンのうち、①パドル、②FSアップスン、③BSアップスンの3つの動作を2本のスティックで表現出来るようにする。
例:
①パドル
しまった、LとRが逆だ。まあいいか。とにかくパドルしているイメージ。これを繰り返す
②FSアップスン
両手両足を動かしているイメージ。これを繰り返す
③BSアップスン
テイクオフはタイミングを見極めて行う瞬発動作なので、性質的にスティックというよりもQTEがいいと思う。
www.youtube.com星のカービィスーパーDXのメガトンパンチ
ボトムターン、トップターンはSTEEPのようにただのLスティック操作で。
以上で、単調なスティック操作から、少しはSKATEのような実際の動作を考えながら出来るゲームになるんでなかろうか。特にサーフィンは覚えておくべき体の動きが多い。海上で全てを思い出しながらやるのは不可能で、陸上での反復練習とイメトレが必須なのだ。
それから一番重要な波の表現だが、これはラストオブアスなんかの水のグラフィックを見習って、もっと頑張ってほしい。
このように、陸では犯罪とスケート、海ではサーフィンが出来るゲーム、かなり面白そうなんだがどうだろうか。もうサーフィン部分だけでもいいからつくっておくんなまし。この通りだ。
ゲーム繋がりで。最近XBOXのサブスクでSCORN(映画エイリアンで有名なHRギーガーのデザインを基に作られたホラーアドベンチャー)をやったのだが、めちゃくちゃ面白かった。完成度の高いアート作品の様で、特に、様々な人体破壊(映画秘宝でいうところの切り株。このゲームでは厳密には人ではないが)を駆使したパズル要素がよかった。ギミックも自分の武器もバイオメカなのも格好よい。更にボス戦など、音楽含め全てがただただ不気味で、女子供一般受けなど狙っていないところが最高だ。任天堂にどんなにアナーキーな社員がいても、SWITCHのラインナップにこのソフトは絶対登場しない。ただしストーリーが短く、ラストの尻切れトンボ感が否めない。もっとやりたいのでDLCとかでぜひ続編を出してほしい。というか続編出す前提なのかもしれぬね。しかし、アメリカからのレビューで「なんだこれ、オハイオ州の状況をそのままゲームにしただけじゃないか」というのには笑った。どれだけ酷いのだオハイオ。日本でいうと島根とかそんな感じか(失敬)。